初当選以来、不妊治療の助成拡充と知識の普及啓発に力を入れています。私自身が不妊治療を経験したことから、相談に来た女性の訴えが人ごとに感じられませんでした。これまで、定例会の一般質問でも不妊治療の助成を取り上げ、さらに市議会公明党として厚生労働相に要望書も提出しました。2022年度からの「不妊治療の保険適用」などにより、経済的な支援は大きく好転しますが、それで全てが解決するわけではありません。
特に男女問わず、若い世代に、不妊治療の知識の普及啓発を進めるため、粘り強く訴えてきた結果、今年3月、広島市は不妊をはじめ妊娠や出産、子育てに関するリーフレット「いつか 子供がほしいと思っている あなたへ」を作成しました。 今後は、相談窓口の充実に力を入れていきます。
また、6月議会では、ごみの減量とリサイクルについて質問しました。「食品リサイクルループ」は、事業者から発生する食べ残しや売れ残りなどを飼料化、あるいは肥料化した後に、農業生産者が農畜産物を生産し、それを再び事業者が買い入れる仕組みです。
食品ロスの削減とともに、食品廃棄物を資源として生まれ変わらせる循環型社会のモデルの一つとして注目されています。広島市においても、食品リサイクルループの形成に向けて、関連事業者とネットワークが構築できるよう推進していく決意です。