活動報告 REPORT

2022.09.21 令和4年第7回広島市議会定例会 一般質問

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令和4年第7回広島市議会定例会一般質問で、私が公明党を代表して一般質問をさせて頂きました。

1 NPT再検討会議について

問:今回のNPT再検討会議で、平和首長会議としては、どのような取組を行ったのか。

答:NPT再検討会議には、田上長崎市長及び松井市長の代理の小泉事務総長等からなる平和首長会議代表団を派遣し、国連・各国政府関係者に対する要請活動等を行いました。
また、各国政府関係者との面会を行い、被爆者の思いに応えるため、核兵器が二度と使われないことを保障する手段は、全面的な廃絶しかないことを訴え、核軍縮・不拡散措置を進展させるための努力を求めました。
このほか、国連本部内において、平和首長会議原爆ポスター展を開催し、会議参加者や国連関係者に被爆の実相や平和首長会議の取組についての理解を深めてもらい、核兵器のない平和な世界の実現に向けた機運醸成を図りました。


2 男女共同参画社会実現に向けた、女性のデジタル人材の育成について

問:女性の就業獲得や所得向上に向けて、デジタル分野が有望であることや様々な支援制度等があることを多くの女性に周知することが必要と思うが、何らかの取組を行う考えはないか。

答:多様な働き方に関する情報の一つとして、女性が長期的に経済的な自立を図る上で有望な分野であることや、デジタルスキルの習得や就業に向けた支援制度等を紹介する啓発セミナーを関係機関等と連携して開催し、様々な支援制度等の活用につなげていきたいと考えています。


3 ペット霊園・火葬施設等の設置基準について

間:広島市としても、ペット霊園・火葬施設等に関する条例を作る必電性があるのではないか。また、条例の制定に時間を要する場合は、それまでの間、何らかの指導できる方法を取るべきではないか。

答:ペット霊園・火葬施設の設置については、立地を規制する明確な法的根拠がないことが、地域住民とのトラブルの原因ともなっているため、現行の法体系の下で、そうした施設の設置と周辺の生活環境の保全を両立させるための、ルールづくりが必要です。今後、ペット霊園・火葬施設が周辺の生活環境に支障を及ぼすことのないように指導するための、指導基準を定めたいと考えています。


4 本市の食品ロス削減のイベントについて

問:食品ロス削減推進法では10月が「食品ロス削減月間」と定められているが、法の趣旨を踏まえて、本市はどのようなイベントを実施するのか。

答:今年の「食品ロス削減月間」においては、10月30日に広島駅南口地下広場で発イベント「スマイル!食品ロスを減らそう!ひろしま広場」を開催します。内容は、家庭で余った食品を持ち寄るフードドライブを実施するほか、「てまえどり」の呼びかけなど食品ロス削減に関するパネルの展示や、食材を無駄にしないエコクッキングレシピの紹介など幅広いプログラムを予定しており、食品ロスの削減に向けた市民の意識を醸成し、具体的な行動に移していただくきっかけとなるよう努めてまいります。


5 小・中学校の特別支援教育の充実について

問:インクルーシブ教育の推進に向けて、特別支援学級の担任のみならず、通常の学級を担任する教員や教員以外の教育関係者が児童生徒を理解するための研修を充実させていくことが大切であると考えるが、本市の見解はどうか。

答:現在、通常の学級担任については、教員の経験年数に応じた研修講座や、学校からの要請により指導主事を派遣して行う各学校の研修会において、特別支援教育の意義や児童生徒一人一人の理解と支援の在り方等についての研修を実施しています。また、教員以外の教育関係者については、学習サポーター等を対象とした研修会の開催や研修資料の提供など、研修機会を提供しているところです。
今後とも、特別支援学級の担任だけでなく、教職員を対象とした研修の充実を図ってまいります。

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