決算特別委員会(第一分科会・総務関係)が行われ、質問をさせて頂きました。
1.地域の防災リーダーの養成について
(質問)避難所運営において、女性防災士だからこそ気が付くこと、出来ることがあり、女性がリードしなければならないこともあると実感します。この意識を高めるため、事前に女性防災士を対象とした研修が必要だと考えますが、市の見解はいかがでしょうか。
(答弁)養成した女性防災士の方々には、委員ご指摘の避難所運営において中心的な役割を担っていただきたいと考えており、例えば、配慮を要する妊産婦や乳幼児への対応、女性向けの医薬品や衛生用品の確保、プライバシーへの配慮といった課題の解決に向けて、リーダーシップを発揮していただきたいと考えています。
このため、本市としては、今後、女性防災士により一層リーダーシップを発揮していただくために、委員ご提案の研修の実施に向け、これまで防災士養成講座等の講師や、避難所運営をはじめ地域の防災活動で活躍されている女性防災士の意見も伺いながら、効果的な研修となるように研修内容を検討していきたいと考えています。
2.公民館の施設整備について
(質問)公民館におけるトイレの洋式化について、現在の洋式化率はどのような状況でしょうか。また、少なくとも各フロアに男女1個ずつの洋式トイレを設置するべきと考えますが、現在の設置状況を教えてください。
(答弁)公民館のトイレの洋式化については、令和5年9月現在、全71館に771個の便器を設置しており、そのうち452個が洋式で、割合としては58.6%です。また、全71館中、洋式化率が50%以上の館は62館、各フロアの男女トイレにそれぞれ最低1個以上の洋式トイレを設置している館は56館となっています。
(質問)トイレの洋式化の予算を別途しっかりと確保し、スピード感を持って進めるべきだと考えますが、市の考えをお聞かせください。
(答弁)トイレの洋式化については、特に高齢者の利用の多い公民館にとって利用者の利便性向上に欠かせないものと考えており、できる限り早期に各フロアに男女トイレに最低1個以上ずつの洋式化を行えるよう、予算確保に努めたいと考えています。
(質問)公民館の冷暖房設備についても、計画的に改修していくための予算を確保して対応すべきと考えますが市の見解をお聞かせください。
(答弁)冷暖房設備の更新等についても、劣化の程度や安全性、緊急性等を総合的に勘案して順次更新を進めていますが、こちらもできる限り早期に更新がすすめられるよう予算確保に努めたいと考えています。