『耳から始める介護・認知症予防への取り組み〜加齢性難聴の長期発見とヒアリングフレイル対策〜』ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社、聴脳科学総合研究所中西真一路所長の政策勉強会に参加させていただきました。
日本の推定難聴者数は約1430万人、全人口の約11.3%にあたります。
「ヒアリングフレイル」とは聴覚機能の衰え、つまり難聴を意味するとともに、難聴によって周囲との関わり合いが大きく変化し、フレイルに陥ってしまったり、フレイル傾向となってしまうことを含んでいます。
聴覚理解低下が認知機能検査に及ぼす影響に関する実態調査をした結果、臨床現場での対策を行う必要があることや、難聴の早期発見と自治体におけるヒアリングフレイル事業について学びました。
豊島区では、ヒアリングフレイルアプリを使って簡易スクリーニングを行い耳鼻科受診へつなげているとのことでした。
『ヒアリングフレイルアプリ』
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https://play.google.com/store/apps/details...
豊島区では、語音聴取率60%未満方には耳鼻咽喉科をご案内しているそうです。
聞こえにくさから会話に参加することが困難になると、人とのつながりが低下し、フレイルや認知症の原因になります。
地域での見守りや高齢者の相談・訪問活動時に聞こえの課題改善の仕組みづくりについて他職種で考えて共生していく地域包括ヒアリングケアシステムの構築が重要になることが分かりました。
中石所長監修の短編映画
『気づかなくてごめんね』
https://youtu.be/8HgX4xeJLLk?si=waR7ofVt8b4EGCum
(7分程度)